ある日突然の着信:「NTTファイナンスですが未納料金があります」

ある日突然スマートフォンに、「NTTファイナンスです。通信料金に未納があります。法的手続きに移行しますので、オペレーターにお繋ぎする場合は1を押してください」といった自動音声(アナウンス)の電話がかかってくる事件が全国で急増しています。

結論から言うと、これは実在する企業(NTTなど)を騙った極めて悪質な「架空請求詐欺」です。パニックになってボタンを押したり、指示通りに折り返したりすると、取り返しのつかない被害に遭ってしまいます。

騙されないで!「未納料金」を騙る架空請求詐欺の恐ろしい手口

詐欺グループは、あの手この手で不安を煽り、被害者から平然とお金を騙し取ります。典型的な手口は以下の通りです。

手口1:法的措置や裁判をチラつかせてパニックにさせる

「本日中に支払いがない場合、財産や給与の差し押さえなどの法的措置(裁判)に移行します」「警察に被害届を出します」などと強い言葉を使って脅し、冷静な思考力を奪います。

手口2:確認のためと称して「名前」や「生年月日」を聞き出す

オペレーターに繋がると、「ご本人様確認のために」と称して氏名、生年月日、住所などを巧みに聞き出そうとします。実は相手はこちらの情報を何も知らない単なる無作為発信(オートコール)であり、ここで答えてしまうと初めて「カモの個人情報」としてリスト化されてしまいます。

手口3:コンビニで「電子マネー(ギフトカード)」を買わせる

最終的な目的は金銭です。「未納分の30万円を、今すぐコンビニに行ってAppleギフトカード(またはビットキャッシュ等の電子マネー)で支払ってください。後で保険から還付されます」と誘導し、カード裏面のコードを電話口で読み上げさせて現金を奪います。

なぜあなたの電話番号に架空請求の電話がかかってきたのか?

「なぜ私の番号を知っているの?本当に未納があるのでは?」と不安になるかもしれません。しかし、犯人はあなたの番号をピンポイントで狙ったわけではありません。
コンピューターを使って「090-0000-0000」から順番に無差別に自動発信(オートコール)を行っているだけです。たまたま繋がっただけであり、あなたに未払いがある事実は一切存在しません。

身に覚えのない請求電話が来た時の「正しい3つの対処法」

もし「未納料金」「法的措置」という電話がかかってきても、決して慌ててはいけません。以下の手順で冷静に対処してください。

1. 絶対にその場で個人情報を答えず、まずは電話を切る

自動アナウンスの場合は絶対にボタンを押さずに即座に電話を切ってください。もし人間が出てしまった場合でも、「確認して折り返します」とだけ伝えてすぐに通話を終了しましょう。

2. 着信履歴の電話番号を「SearchNumber」で検索する

電話を切った後、着信履歴の番号をコピーし、当サイト「SearchNumber」で検索してみてください。全国のユーザーから「NTTを名乗る詐欺アナウンスです!」「架空請求です!」という警告口コミが必ず投稿されています。

3. メールやSMSのURLは絶対にクリックしない

電話だけでなく、「最終警告:未納料金のお知らせ」といったSMSやメールが届くこともあります。記載されているURLをクリックすると、本物そっくりの偽サイト(フィッシングサイト)に誘導されるため、絶対に開かずに削除してください。

まとめ:公的機関や大手企業が「電子マネー」で請求することは絶対ない

日本の法律や企業のルールにおいて、通信料金の未払いをコンビニの「電子マネー(ギフトカード番号)」で支払わせることは100%絶対にあり得ません。
もし「未納がある」と電話が来たら、不安にならずにまずは一旦電話を切り、SearchNumberで着信番号を検索して正体を暴くという冷静な習慣を徹底しましょう。

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