必要な電話までブロックされてしまった!
「スマホに迷惑電話ブロック機能(アプリ)を入れたら、宅配便のドライバーや、病院、学校からの重要な電話まで着信拒否されてしまい、連絡が取れなかった」
こうした「誤検知(誤ブロック)」のトラブルが一部で発生しています。なぜ重要な電話が「迷惑電話」として判定されてしまうのでしょうか。
誤検知が発生する3つのメカニズム
1. 過去の番号の使い回し(リサイクル)
電話番号は有限であるため、解約された番号は一定期間後に別の人(や企業)に割り当てられます。以前、迷惑電話業者が使っていた番号が解約され、それがたまたま「普通の宅配ドライバーの業務用スマホ」に割り当てられた場合、データベース上は過去の「悪質番号」のまま残っておりブロックされてしまいます。
2. 第三者による悪意ある報告・いたずら
迷惑電話データベースの多くは「ユーザーからの通報・口コミ」も加味しています。悪意を持った人が、特定の病院や学校、あるいは競合他社の番号に対して「迷惑電話だ」と大量に虚偽の通報を行った場合、AIがそれを一時的にスパムだと誤認識してしまうケースがあります。
3. IP電話の一括割り当てによる巻き添え
迷惑業者が利用していた050番号と「非常に近い番号帯(上数桁が一致)」を使用している正規の企業の電話が、スパムフィルターの大雑把な網にかかって巻き添えブロックされることがあります。
誤検知を防ぐ・解決するための設定
- 連絡先・電話帳に事前登録する:「学校」「病院」「かかりつけの薬局」「よく使う宅配業者の営業所」などの電話番号は、あらかじめスマホの電話帳に登録しておきましょう。大半のブロックアプリは「電話帳に登録されている番号=安全(ホワイトリスト)」としてブロック対象から除外します。
- ブロック履歴の定期チェック:アプリの「ブロック履歴(着信拒否履歴)」をたまに見返し、必要な着信が含まれていないか確認する癖をつける。