無言で始まる自動音声案内の正体

スマホにかかってきた電話に出ると「こちらは世論調査センターです」「〇〇省から重要なお知らせです」「未払い料金があります、詳しく聞くには1を押してください」など、人間の声ではなく機械的な自動音声が流れてくることがあります。これが「ロボコール」と呼ばれる手口です。

ロボコールの真の目的とは?

1. 番号の「生存確認」(名簿作成)

無作為に大量の番号に発信し、「誰かが出た」「留守電になった」番号を「現在使用されている番号」としてリスト化します。このリストは名簿業者に転売され、後日別の詐欺や勧誘のターゲットにされます。

2. 架空請求への誘導

「法的手続きに移行します。担当者にお繋ぎする場合は「1」を押してください」などと誘導し、ボタンを押すと詐欺グループのオペレーターに繋がり、本格的な架空請求が始まります。

3. プライバシーの収集(世論調査の偽装)

「アンケートにご協力ください」と称して、年齢、家族構成、年収などをプッシュ操作で入力させます。この情報は特殊詐欺(オレオレ詐欺や強盗)のターゲット選定のための「アポ電(アポイントメント電話)」として悪用されます。

ロボコールへの正しい対策

  1. 即座に電話を切る:自動音声だと気づいた瞬間に電話を切ってください。最後まで聞く必要はありません。
  2. 絶対にボタンを押さない:ガイダンスに従って「1」などのボタンを押すのは、詐欺グループへの「カモ宣言」と同じです。
  3. 番号をSearchNumberで検索・共有する:着信履歴の番号をSearchNumberで検索し、口コミを投稿して他の人の被害を防ぎましょう。

まとめ

ロボコール(自動音声電話)は、決して個人への特別な連絡ではなく、コンピュータが機械的に行っている「罠」です。驚かずに即切断・着信拒否の対応を取りましょう。