「うちの親は大丈夫」は危険な過信
警察庁の統計によると、特殊詐欺の被害者の70〜80%が65歳以上の高齢者です。「うちの親はしっかりしているから大丈夫」という油断が最も危険です。詐欺グループはプロであり、どんなにしっかりした高齢者でも騙されてしまうことがあります。家族全員で対策を共有することが重要です。
家族が今すぐできる7つの対策
1. 家族間で「合言葉」を決める
「緊急のお金の話が出たら、必ず合言葉を聞く」というルールを設けます。合言葉を知らない人物は、どんなに話が自然でも家族ではない可能性があります。
2. 親のスマホに迷惑電話対策アプリを設定してあげる
帰省の際などに、電話帳ナビやWhoscallを代わりにインストール・設定してあげましょう。使い方は教えなくて大丈夫です。自動で動作してくれます。
3. 固定電話を留守電常時設定にする
常に留守番電話が応答するように設定し、用件を残した相手にだけ折り返す習慣をつけてもらいます。
4. 「知らない番号からの電話は出なくていい」と伝える
「重要な電話なら番号を知っているはず」「未登録の番号には出なくていい」というメッセージを繰り返し伝えましょう。
5. SearchNumberの使い方を一緒に練習する
番号が残ったらSearchNumberで調べる習慣をつけてもらうことで、親自身が自己防衛できるようになります。スマホ操作が苦手な方には、ショートカットをホーム画面に置いてあげましょう。
6. 不審な電話があったらすぐ家族に連絡するよう伝える
「怪しいと思ったらすぐLINEで教えて」という家族ルールを作りましょう。一人で判断させないことが重要です。
7. 防犯電話機・録音機能付き電話機に買い替える
着信時に自動で「この通話は録音されます」と警告する機能付き電話機を導入することで、詐欺電話の多くを撃退できます。
詐欺電話を受けたときの正しい対応を教える
- 「お金の話が出たら、一度電話を切ってから家族に相談する」
- 「ATMに行くよう言われたら絶対に断る」
- 「急いでいると言われるほど怪しいと思う」
まとめ
高齢の親を守るためには、家族が積極的に関与することが不可欠です。ここで紹介した対策を一緒に実践し、定期的に「最近怪しい電話があった?」と声がけする習慣をつけましょう。