施術中にかかってくる迷惑極まりない電話

美容室(ヘアサロン)、エステ、マッサージ店等の店舗で深刻なのが、お客様の施術中に鳴り響く電話です。手を止めて出てみると、「最新の予約システムを導入しませんか?」「〇〇という集客アプリのキャンペーンで…」といった営業電話。これは接客サービスの品質を大きく下げる要因になります。

なぜサロンばかり狙われるのか?

美容業界やサロンは、ホットペッパービューティーをはじめとする各種ポータルサイトに電話番号を公開しているため、名簿業者が独自のクローラー(自動収集プログラム)を使って全国のサロンの電話番号を簡単にリストアップできるからです。ネットに番号を載せている以上、営業電話は回避できません。

悪質な営業手口:リース・クレジット商法

「レジ機能のついた最新の予約タブレットを無料で配っています」という殺し文句。しかし実態は、数十万円もするシステムの「業務用クレジット契約(5〜7年)」です。
個人向けのクーリングオフが適用されにくい「B2B(企業間・個人事業主)間の契約」への該当をいいことに、解約不能な高額契約を迫る業者が多発しています。

サロン向けの電話防衛策・接客を守るために

  1. 自動音声応答(IVR)の導入:「ご予約のお客様は1を、道案内は2を、業者様のご連絡はそのままお待ち下さい」という自動音声を入れます。(営業電話はここで大半が切ります)
  2. LINE予約・Web予約への完全移行:常連客にはLINEやアプリからの予約を徹底し、電話は「緊急用」として鳴らない時間を作るサロンも増えています。
  3. 着信履歴の徹底チェック:出られなかった番号はすべてSearchNumberで調べ、営業と判明したものは片っ端から着信拒否に登録し、お店の防衛リストを作成します。