迷惑電話の元凶、名簿業者の仕組み
「なぜ私の名前も電話番号を知っているのか?」その原因の多くは「データブローカー(名簿業者)」と呼ばれる存在です。彼らは世の中にある様々な個人情報を収集・整理し、営業やマーケティング(あるいは詐欺)を行う企業にリストとして販売しています。
個人情報保護法との関係(なぜ逮捕されない?)
「他人の個人情報を勝手に売買するのは違法(個人情報保護法違反)じゃないの?」と思うかもしれません。しかし、日本の法律には一定の手続き(オプトアウト手続きや、適法な情報取得)を踏めば、個人情報を第三者に提供することを認める例外規定(グレーゾーン)が存在します。
(※ただし近年の法改正により厳格化され、不正取得されたリストの売買は明確に違法となっています)
データブローカーの情報収集源
- 過去のハローページ、同窓会名簿、分譲マンションの入居者名簿
- 破綻したエステサロンや通信販売会社の顧客リスト(破産時に資産として売却されるケース)
- 懸賞・アンケートサイトからの提供
- ダークウェブ等からの不正な入手(悪質なブローカーの場合)
オプトアウト請求で情報を削除させる
合法に運営している名簿業者の場合、個人情報保護法に基づいて「自分の情報をリストから削除(第三者提供の停止)してほしい」と要求(オプトアウト請求)すれば、応じる義務があります。
しかし、完全に裏の詐欺名簿業者は法律を無視するため、個人の力で情報を消すことは不可能です。結局は「見知らぬ着信はブロックする」という自己防衛に行き着きます。