そのアプリ、本当に電話帳へのアクセスが必要?

迷惑電話が急に増えた場合、自分や友人が何気なくインストールしたスマホの「アプリ」が原因であるかもしれません。スマホの「電話帳(連絡先)」に対する不用意なアクセス許可が、番号漏洩の温床になっています。

アプリによる電話帳の「吸い上げ」

一部の怪しいアプリ(無料のゲーム、占いアプリ、顔写真加工アプリなど)は、インストール時に「連絡先へのアクセス」を求めてきます。これを許可してしまうと、あなたの電話帳に入っている【自分の番号】だけでなく【友だちや家族の番号】のデータまで、すべてアプリの開発者(あるいは裏の業者)のサーバーに送信されてしまいます。

こうして集められた数万〜数百万件の電話番号のリストが、「実際に使われている生の番号リスト」として闇の市場で売買され、不動産勧誘や詐欺などの迷惑電話に利用されるのです。

スマホでのアクセス権限の確認・変更方法

iPhoneの場合

  1. 「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「連絡先」を開きます。
  2. アプリの一覧が表示されるので、電話帳にアクセスする必要がないアプリ(ゲームなど)のスイッチをオフにします。

Androidの場合

  1. 「設定」>「アプリ」>「権限(または許可)」>「連絡先」を開きます。
  2. 不要なアプリの権限を「許可しない」に変更します。

新しいアプリを入れるときの注意

LINEや正規のメールアプリ等のコミュニケーションツールであれば連絡先アクセスは必要ですが、「なぜこのアプリが私の電話帳を見る必要があるのか?」と少しでも疑問に思ったら「許可しない」を選択してください。

まとめ

自分の情報を守ることは、電話帳に登録されている友人や家族を守ることにも直結します。アプリへの無駄な権限付与を見直し、迷惑電話業者の名簿作りを根本から断ちましょう。